今年の振り返り:景気動向、住みたい街ランキング、IOTマンションなど
年度切り替えになると 前年をかえり見ての調査が様々行われます。興味深い内容のものを少し取り上げてみました。
★景気悪化
帝国データバンクの2019年景気見通しに対する企業の意識調査を実施したところによりますと景気の先行きについて1年前より慎重なみ見方を強めている企業が増えています。
- 「回 復」局面を見込む企業は9.1% 前年比11.2ポイント減少
- 「踊り場」前回と同様水準
- 「悪 化」局面は29.4%
懸念材料
- 「消費税増税」
- 「人手不足」
- 「原油・素材価格上昇」
- 「その他 中国経済 米国経済 貿易摩擦」
★住みたいまち&観光で訪れたいまち
NTTデータ経営研究所は「住みたい&観光で訪れたい地域についてのアンケート」を実施しました。
- 住みたい 住んでみたい地域
- 住みたいまち サッポロ
- 住みたい地域 東京 神奈川
- 市町村レベルでは、1位札幌市 2位横浜市 3位那覇市
理由
- 「生活利便性 ヘルスケア」
- 「カルチャー 歴史 教育」
観光で訪れたいまち
- 「北海道」
- 「沖縄」
- 「京都府」
市町村レベルでは、1位札幌市 2位函館市 3位那覇市
★IOTマンション「次世代型集合住宅」実現に向けて
長谷工コーポレーションとNTT西日本は、情報通信技術を活用したIOTマンション実現に向けた実証実験を始めました。
NTT西日本の顔認証システムと、長谷工グループが所有するマンションの共有部分に使う共同電子玄関錠や、宅配ボックス、電子看板などの設備を連携。動作や制度を確認して利便性の向上につなげていく事を目指しています。2019年度中に長谷工グループが持つ首都圏の新築賃貸マンションにIOTマンションの第1号物件を導入する予定でいます。
IOTはロボットや人工知能といった次世代技術と組み合わせた研究開発が幅広く進んでいます。
10年後にどのようなIOTを使用した住まいになっているのか考えると楽しみです。