日本人の暮らしと寿命について
2017年の日本人の平均寿命は女性が87.26歳、男性が81.09歳となり、ともに過去最高を更新したことが7月20日、厚生労働省が公表した簡易生命表でわかりました。
女性は昨年に引き続き世界2位ですが、男性は順位を一つ落として3位となったそうです。
2016年と比べると、女性は0.12歳、男性は0.11歳のプラスで男女とも6年連続の延びとなりました。
因みに国・地域別の平均寿命は 男性1位が香港 2位スイス 3位日本 女性1位香港 2位日本
3位スペイン です。
2017年時点の死亡状況が今後変化しないと仮定して、この年に生まれた日本人が平均で後何年生きられるかを算出したそうです。厚労省は「健康意識の高まりが成果として表れているのではないか。医療技術の進歩もあり、今後も伸びることは十分考えられる」としています。
2017年生まれの日本人が75歳まで生きる割合は女性が88.1%、男性が75.3%、90歳まで長生きする割合は女性が50.2%、男性が25.8%だそうです。
介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間を「健康寿命」も算出しています。これは女性が74.79歳 男性72.14歳。平均寿命との差を以下に詰めることが出来るかが課題となっています。